競馬初心者が楽しめる馬券の一つに、ワイド馬券があります。
ワイドとは、2頭を選択し、2頭が共に3着以内に入線した場合に的中となるものです。1着と2着、1着と3着、2着と3着の組み合わせがあり、2着以内に入線する必要がある馬連に比べると、的中率が3倍になるため当たりやすいため、資金が長持ちするというメリットがあります。そのぶん配当は安くなりますが、どんな馬が上位に来るのか、競馬を覚えるには最適です。
少頭数でも的中となるのも特徴で、複勝の場合は7頭以下のレースでは3着はハズレとなりますが、ワイドは頭数に関係なく3着までの入線で問題ありません。
単勝や複勝の方が的中率は高くなりますが、配当が低いため回収率も下がり、楽しみは半減してしまいます。
儲けを出すためにはできるだけ買い目を絞る必要があり、人気馬1頭と人気薄2頭の3頭ボックスが最も楽しめる買い方です。3頭ボックスとは、A、B、Cの3頭を選択した場合に、AB、AC、BCの3点を購入する方法です。
人気馬を2頭購入した方が的中率も上昇しますが、回収率をキープすることが困難となるため、長く楽しむのであれば人気馬は多くても1頭のみとします。上位に来る可能性のある人気薄を見つけられない場合は、馬券の購入を見送るか、券種を変更する必要があります。
3頭とも穴馬を選択する場合は、配当も付くためもう1頭追加し4頭ボックスとしても問題ありません。特にハンデ戦や道悪のレースは荒れやすくなるため、頭数が増えても利益は確保できます。